多田修平の低空スタートとは?出身校や偏差値は?実はスタバ好き?
100m9秒94の記録を叩き出したとして、多田修平選手が話題になっています!
残念ながら4.5mの追い風が原因で参考記録となってしまいましたが、彼の自己ベストは10秒08。
男子100m公認日本記録では、歴代7位となっています!
そんなただ者ではない多田選手の速さの秘訣は何なのでしょうか。
今回は、多田選手のプロフィールや出身校の偏差値、速さの理由について見ていきましょう!
多田修平選手のプロフィール
名前:多田修平(ただしゅうへい)
生年月日:1996年6月24日(現在20歳)
出身地:大阪府東大阪市
身長:176cm
体重:68kg
出身中学:東大阪市立石切中学校
出身高校:大阪桐陰高校
大学:関西学院大学 法学部
趣味:一眼レフで写真撮影
好きな食べ物:スイーツやパフェ
好きな音楽:様々なジャンルの曲(本人曰くミーハー)
身長176cmに対して体重は68kgで、短距離の選手としては体重が軽めです。
他の選手に比べて細い印象のある多田選手ですが、筋肉をどこに、どのように付けていくのか気になりますね!
出身高校の偏差値は?
多田選手の出身高校である大阪桐陰高校(おおさかとういんこうこう)ですが、「類制」という制度を採用しています。
Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類に分かれているのですが、特徴は以下の通りです。
【Ⅰ類】東大・京大や国立大学の医学部を目指すバリバリの進学コース
【Ⅱ類】国公立大学や、首都圏・関西の難関私大を目指す進学コース
【Ⅲ類】体育系・文化系の部活で全国の頂点を目指す体育・芸術コース
それぞれの偏差値ですが、Ⅰ類は69、Ⅱ類は63、Ⅲ類は41と言われています。
(その年々によって上下あり)
しかしⅢ類の学力偏差値は41といっても、スカウトや推薦、厳しい審査によって全国に通用すると判断された人しか入学できません。
そういう意味では、Ⅰ・Ⅱ類より入学が難しいかもしれません!
ちなみにⅠ・Ⅱ類とⅢ類は校舎が別の敷地にあり、Ⅰ・Ⅱ類の生徒はⅢ類の部活には入れません。
また、カリキュラムも別々になっています。
もやは完全に別の学校みたいですね;
多田選手がどの類に属していたか正確な情報は出ていませんが、ほぼ間違いなくⅢ類でしょう!
あの陸上の実力でⅢ類じゃないのは考えられないです(笑)
多田選手はスタバ好き!!!
陸上では素晴らしい記録を残している多田選手ですが、甘いものに目がないそうです!
スタバもかなり好きなようで、多田選手のinstagramにはたびたび登場しています。
本人曰く、遠征でスタバに寄るといい結果が残せるらしいです(笑)
もしや速さの秘訣の1つ・・・?
イケメンということもあって、スタバが似合いますね!
運動神経バツグン(バツグンのレベル超えてる気がしますが)で、おしゃれなさわやさイケメン……
最強です!!!
多田選手の速さの秘訣は?
多田選手といえば、スタートダッシュが速いことに定評があります。
リオ五輪の男子100m銀メダリストのジャスティン・ガトリン選手も、
「誰だか分からなかったが、素晴らしいスタートを切った選手がいた! 彼がダークホースだ!」
と、多田選手のスタートを絶賛していました!
さて、気になるスタート法ですが、こちらの画像をご覧ください。
ゴールデングランプリ陸上2017におけるレースのスタート直後の画像なのですが、2レーンの多田選手の姿勢が明らかに他の選手より低いことが分かります!
この体勢でのスタートを、一部ニュース番組やサイトでは「(超)低空スタート」と呼んでいます。
レースは第3レーンのジャスティン・ガトリン選手が1位を取るのですが、序盤は多田選手がリードしていたそうです。
いかに彼のスタートダッシュが優れているか分かりますね!
多田選手本人は、
「去年まではスタートがつまずき気味で、お尻が曲がっている状態だったんですが、今年はスタートから姿勢を前目にして、あらかじめ腰が前に入るような形をイメージしています」
と話しています。
100mで9秒72の記録を持つ元世界記録保持者のアサファ・パウエル選手から、スタートの姿勢や体幹強化の重要性を学んだ末の答えのようです。
スタート時の勢いのまま最後まで行ければ、五輪の金メダルも見えてくるはずです!
さて、レースの映像を見ていて気になった点が1つあります。
さきほど低空スタートを紹介したものと同じレースの動画です。
レースは6:15~なのですが、その少し前の5:35~の第2レーンに注目してください。
多田選手が手を組んで上に伸ばし、左右にちょっと動かしてから両手を横に伸ばしています。
実はこの動き、以前の大会でも行われています。
(動きそのものは若干変わっていますが)
いわて国体陸上2016
0:56~ 6レーン
日本ジュニア室内陸上2015
1:40~ 6レーン
野球のイチローが打席に立つとき、袖を引っ張りながらバットをバックスクリーンに向けるという動作を必ず行います。
テレビなどで見た事あるという方は多いのではないでしょうか。
このように、同一の決められた行動をすることをルーティーンと言い、多くのトップアスリートが取り入れています。
多田修平選手にとっては、あの準備運動のような動きがルーティーンなのでしょう!
他のトップアスリートと同様にルーティーンを利用しているのも、彼の速さの秘訣と言えると思います!
最後に
100m9秒94という記録は参考記録となってしまいましたが、多田選手はまだ20歳ということもあり、今後のさらなる成長も期待できます。
正式な記録として9秒台を叩き出し、歴代日本記録を塗り替える可能性は十分にあります!
今後も、多田修平選手の活躍に注目しましょう!
また、レース前のルーティーンについても注目してみると、より楽しめるかもしれません。