オセロ・リバーシ必勝法入門編! 簡単に実戦できること
今回から、オセロ(リバーシ)で勝つための基本的な知識について書いていきます。
オセロはなんといってもルールが簡単なので、友達とやる機会も多いのではないでしょうか。
日本国内のオセロ人口が約6,000万人と言われていることからもメジャーさがわかります。
しかしオセロというゲーム、ルールは単純ですがさまざまな戦略があります。
適当にやって勝てるゲームではありません。
(適当にわいわいやってる方が楽しかったりもしますが)
僕自身は別に上級者というわけではありません。
あくまで、初心者の人がある程度勝てるようになるためと思ってください。
上級者になると基本理論があまり役立たなかったりするので(笑)
それではどうぞ!
Board Game Arena:50戦で上位20位
ハンゲーム:レート2200
白(後攻)が若干有利
前提ですが、オセロは黒をとった方から先に打ちます。
オセロの盤面は8×8で64マスあり、最初から4マス埋まっているので残りは60マスです。
お互い交互に打つので、途中でどちらかが置けない状態にならない限り、最後に打つのは白です。
最後に打った後に取り返されないので、白が有利ということになっています!
ただし序盤は黒が打ったところに白が対応することになりやすいので、好きな形に持っていきやすいのは黒です。
得意な定石を1つ作ってしまったら、その段階では黒が勝ちやすくなったりするかもしれませんね。
隅(スミ)を取った方が有利
ここからは戦略に関する話になります。
四隅を取った方が有利というのは知っている人も多いと思います。
確かにその通りなのですが、隅を取る&相手に取られないようにするにはどうしたらよいでしょうか。
まず基本的なことですが、四隅の近くに置くことは避けた方がいいです。
上の図の×印には、絶対と言っていいぐらい置いてはいけません!
すぐに隅を取られてしまいます。
特に序盤で置いてしまったら負けと思ってください。
△印は戦略的に置くこともあるのですが、あまり積極的に狙うべきではありません。
中盤までに1つでも隅を取られたらほぼ負けてしまうので、事故を防ぐためにも避ける方が無難です。
序盤は石を取りすぎない方がいい
オセロの勝利条件は、知っての通り最後に石が多いことです。
途中で多くても意味がありません。
むしろ、基本的には不利になります。
ゲーム途中の有利不利は、置ける箇所の多さで決まります。
選択肢が少なくなると有効な手がなくなったり、隅の近くに打つしかなくなってしまったりします。
相手の石が少なくなると、挟める石の数が減り、必然的に選択肢が狭まります。
この盤面、どちらが有利でしょうか。
黒が5個、白が17個ですが置ける箇所について見てみましょう。
まずは黒です。
上図の19箇所です。
続いて白です。
上図の11箇所です。
置ける箇所が多い分、黒が有利と言えます。
自分の石が多くなりすぎると不利なので、出来る限り少ない数の石をひっくり返すのが基本です。
もちろん0個になったら負けなので、そこは注意しましょう!
相手の内側に入り込もう
例えば、こんな盤面があったとします。
石は黒が18個で白が14個です。
しかし置ける場所は、黒が22箇所、白が6箇所になっています。
なぜこのような逆転現象が起きるかですが、黒石の配置を見てください。
白の内側に入り込み、囲まれるような形になっています。
実際の戦ではともかくとして、オセロでは囲まれている側が有利になります。
外側に自分の石が増えるほど相手の選択肢が多くなるので、内側へ内側へ向かっていきましょう。
こちらはさきほど例に使った盤面です。
★印に黒が置くと、内側の石をひっくり返すだけで、1個しかとらない上に外側に黒があまり増えません。
このような手を積極的に打っていって、相手を追い詰めましょう!
最後に
今回は最初ということで、基礎の基礎だけ書いています。
ですが、今回書いたことを守るだけでも、戦い方が変わってくるはずです。
今まであまり考えずにやっていい勝負だった相手には、だいぶ勝ち越せるようになっているはずです。
さらにステップアップするための戦略もたくさんあるので、それはまた他の記事で!