ポケモン映画キミにきめた!にタケシとカスミは出る?ネタバレ考察
7月15日に「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」が公開されたので早速観てきました。
映画自体は非常に面白く、懐かしさと感動的なストーリーによって何度も泣きました!
というか、ほぼずっと泣いてました(笑)
映画の前情報が出た段階で多く挙がっていたの声として、
「タケシとカスミは出ないの!?」
というものがありました。
そこで今回は、ポケモン映画にタケシとカスミは出たのかと、今作のタケシやカスミの扱いについての考察を書いてみようと思います!
内容にネタバレを含みますので、これから映画を観に行く予定の方はご注意ください。
目次
タケシとカスミの出番は?
さて、タケシとカスミの登場シーンについてです。
映画を観た方はご存知かと思いますが、2人とも本編では全く出てきませんでした!
唯一の出番は、エンディングのスタッフロールのときの数秒だけです…
タケシ、カスミに始まり、ケンジ、ハルカとマサト、ヒカリ、アイリス、デント、シトロンとユリーカ、セレナといった歴代パートナーが順番に登場しました。
周りの子どもたちはパートナーが映る度に名前を呼んでいましたが、ポケモンウォッチャーケンジのときだけ静まり返っていたのは面白かったです(笑)
この記事を読んだ方が映画に行く機会があったら、ぜひ名前を呼んであげてくださいね!
今回の映画は、初代ポケモンのアニメがベースになっています。
それなのにタケシとカスミの出番がなかったのはなぜなのか考察してみたので、次の章で見ていきましょう!
ちなみに、ロケット団も本編に出てこそいたものの、サトシと出会うこともなくほとんど出番がありませんでした。
タケシとカスミの代わりにソウジとマコトを登場させた理由の考察
今回の映画ではタケシとカスミが出なかった代わりに、ソウジとマコトというキャラが出ていました。
このオリジナルキャラの2人、タケシたちに似ている点が結構多いので見てみましょう。
〇タケシとソウジの共通点
・色々なことに博識
・料理ができる
・医療に詳しく、薬を調合できる
・普段は温厚だが、ポケモンにひどいことをする人には怒りをあらわにする
これらの点の他に、両者とも「人はポケモンを育てることは出来ても産み出すことは出来ない」というセリフを口にしています。
タケシといえば「お前ら人間じゃねえ!!!」というセリフが有名ですが、流石にソウジは言ってくれませんでした(笑)
〇カスミとマコトの共通点
・勝気な性格で、最初はサトシに対してケンカ腰
・水タイプを使う
・ポケモンを出すときボールにキスする
ポッチャマを使うということで、ヒカリともキャラがかぶっているキャラです;
さて、わざわざ似た特徴を持つ新キャラを登場させた理由についてですが、3つほど考えてみました。
あくまで予想ですが、よければご覧ください!
①アニメの物語とは別物ということを示すため
アニメと映画でストーリーが大幅に違いますが、登場人物を変えることで、ストーリーが違っても当然と思わせる効果があるのではないかなーと思います。
また、タケシやカスミとのエピソードが描かれすぎると今作オリジナルの部分が少なくなり、アニメの繰り返しになってしまうのを避ける目的もあるかもしれませんね!
②声優関係の都合
たまにですが、声優さんが亡くなったり結婚したりして、キャラクターの声が急に変わったりすることがあります。
アニメではタケシの声優はうえだゆうじさん、カスミの声優は飯塚雅弓さんが担当していました。
もしかしたら2人に何かあったのでは?と思って調べてみましたが、現在も声優業を続けているようです!
声優を替えたくないためキャラ自体の出番をなくした、というわけではないようですね。
予想はハズれたものの、2人が声優業を続けていてくれたのは嬉しいです(笑)
声優関係で可能性があるとすれば、芸能人を声優に多く起用するためだと思います。
ポケモン映画では毎回有名人を声優に採用しており、今作でもソウジの本郷奏多さんやマコトの佐藤栞里さんなど5人ほどが出演しています。
芸能人枠を増やすため、もしくは本郷さんや佐藤の声にピッタリのキャラを登場させるため、タケシとカスミが登場しなくなったのかもしれません。
③大人も子どもも同じぐらい楽しめるように
今年でアニメのポケモンは20周年になります。
小さな子どもは放送初期にまだ生まれていないため、当時のアニメを見ていない可能性が高いです。
映画にタケシやカスミを登場させる場合、彼らが活躍していた頃のアニメを見ていた今の大人と見ていない今の子どもでは、思い入れが変わってくるはずです。
(タケシは割と最近までスタメンでしたが)
しかし映画で活躍するのが新キャラなら、アニメの知識がなくてもほぼ100%楽しむことができます!
特に、一緒に映画を観に来た親子間で映画の楽しみ方が変わらないようにしたかったのではないかと思っています。
今作でサトシとピカチュウの出会いをリメイクして描いたのも、初期のアニメを見られないちびっ子ファンへの配慮なのではないかと思います!
Twitterで見かけた中に面白い考察・発想もあったので、そちらも紹介します!
①サトシの夢or空想説
ポケモン キミにきめた!
サトシの空想説。 映画は9歳児のサトシが旅立ちの日を前にえがいた夢物語であり1話の前日譚である。 冒頭と思われていたサトシが起きるシーンはラストシーンであり、部屋に飾られた2匹のバタフリーとラプラスに乗ったピカチュウの絵はサトシが夢見た冒険そのものである pic.twitter.com/fT71rtsy8I— ポケモア (@moa151) July 11, 2017
ポケモンをもらうのを待ち遠しく思うサトシが見た夢だったという説です。
画像はサトシが旅に出る前のシーンなのですが、壁に貼ってある絵の場面は映画本編で描かれています。
サトシが絵にするほどの「こんな冒険をしたい!」という強い気持ちが夢になって表れたと考えると、筋が通っているように感じます。
そして夢から覚めて実際に旅に出たサトシを待っていたのは、ソウジとマコトではなくタケシとカスミと出会うテレビアニメのストーリーだったわけですね。
②旅の後日談が映画になった説
今度の映画、こういうことなんだと思って見たら平気かもしれない(なんでも許せる人向け) pic.twitter.com/E3aG0bM3LO
— ぎんたろう (@puijiro) July 11, 2017
アニメ版のサトシの旅がのちに映画になり、それにあたって改変があったという説です。
なるほど!と思ったのと同時に、マンガの絵柄や内容にほっこりしました。
アニメではそれぞれの目標のために別々の道を進んだ3人でしたが、こんな感じで再会したらいいなあと思います。
まとめ
「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」はめちゃくちゃ面白かったです!
映画を観る気がなくてネタバレ覚悟でこの記事を読んでくださった方も、興味を持ってもらえたらぜひ劇場に観に行ってほしいと思います!
そしてタケシやカスミでなく新キャラを登場させた理由を考察してみてください(笑)
今回、僕はタケシやカスミの扱いについて考察してみましたが、どれも確証があるわけではありません。
もし「これだ!」と思うものが浮かんだら、教えてもらえるとすごく嬉しいです!!!